2006年2月、すべてのがんを対象に県の患者会として誕生しました。
がん患者やその家族、医療者等が、悩み・生き方を語り、お互いに励ましあい、精神的な支えになること。
また、患者・家族と医療者とのコミュニケーション不足によるさまざまな問題を解決するための、架け橋の役割を目指し日々活動をしています。

県内には乳がんなど部位別の患者会はあるものの、すべてのがんを対象にした、全県エリアの患者会はなかった。そこで、がん患者会をけっせいしようと、香川県立中央病院泌尿器科主任部長朝日俊彦先生や大橋内科胃腸科の大橋英司先生のサポートのもと、平成17年9月末、発起人会が発足した。
会の目標は、がん治療に関する正確な医療情報を得て、納得できる医療を受けること、生きることの難しさ、それを支えあう困難さを共感しあいながら、それぞれが事務ンらしく納得して最後まで生きること、そして、患者・家族同士が支えあい、手を取り合って活動してくことで、患者主体の医療の現実につなげていくことである。
医師の意識改革も必要だが、患者の働きかけも大切で、一人ひとりは微力かもしれないが、この会が悩める患者と家族の架け橋になれればと考え、患者や家族、医療従事者等の絆を大切にしようと「さぬきの絆」と命名した。